私の所有するMacは、2020年6月に購入した 13インチMacBook Pro 第10世代の2.3GHzクアッドコアIntel Core i7プロセッサ搭載モデルです。
Boot Campを使用して、Windows10 Homeをインストールしています。
Intel MacでのWindows11の使用にあたって気になる記事があったので、ご紹介です。
「Windows 11」、現状では全てのMacで利用不可
Intel製プロセッサを搭載したMacではBoot Campを利用してWindowsをインストールおよび起動することが可能ですが、2016年以降に発売された一部のIntel Macは「Windows 11」対応のプロセッサを搭載しているものの、「Windows 11」ではシステム要件の1つにTPM 2.0の対応が挙げられており、AppleはIntel MacでこのTPM 2.0規格のサポートを提供していないことから全てのIntel Macが「Windows 11」と互換性がない状態となっています。
引用元:気になる、記になる…|「Windows 11」、現状では全てのMacで利用不可
Intel MacはTPM(トラステッド・プラットフォーム・モジュール)というセキュリティ関連のモジュールが必須要件を満たしていないんだそうです。
Appleが対応してくれるのを期待する。or MicrosoftがTPM2.0必須という仕様を緩めてくれるのを期待する。
どちらかですねー(遠い目・・・)。
MacBook Pro購入前は、MacBook Air Late 2010 11インチを使用していました。
Boot CampでWindows7をインストールして使用してましたが、モデルが古すぎてWindows10にはアップグレード出来ませんでした。
今回は比較的新しいので(というか、去年買ったばかり)、ちと残念ですね。
手持ちのPCでWindows11互換性チェック
手持ちの自作PC3台とMacBook Proで、Windows11の互換性チェックプログラムを実施してみます。
Ryzen9 5950X + X470チップセット
ROG CROSSHAIR VII HERO (WI-FI)
ほんとはPRIME X470-PROが欲しかったんだけど、X570マザーが販売され始めてて、PRIME X470-PROは販売終了してたんだよ。
で、X470で在庫のあった倍近い値段のするROG CROSSHAIR VII HEROを購入したんだよ。
「このPCではWindows11を実行できません」ですって
スタートメニューのとなり:「ここに入力して検索」欄に「PowerShell」と入力して検索。
管理者として実行します。
コンソールで Get-Tpm と入力してEnterを押すと、TPMが有効か否かがわかります。
無効(False)だわね…
スタートメニューのとなり:「ここに入力して検索」欄に「msinfo32.exe」と入力して検索。
管理者として実行します。
表示されたシステム情報から、BIOSのモードとセキュアブートの状態を確認できます。
問題なさそうね
スタートメニューのとなり:「ここに入力して検索」欄に「dxdiag」と入力して検索。
実行します。
表示されたシステム情報からDirectXのバージョンを確認できます。
問題なさそうね
メインPCであるRyzen 9マシンは、BIOSでTPMを有効化させれば、使えそうですかね。
A8-7600 + A88Xチップセット
A88XM-E45
リビジョン商法でA88XM-E45 V2が発売されて、CPUサポートを切り捨てられた非業のモデルだよ。
リビジョン商法はギガバイトの専売特許だと思ってたら、MSIも得意だったよ。
もう、マザーボードはASUSかASRockしか信用できないよ。
「このPCではWindows11を実行できません」ですって
- PowerShell「Get-Tpm」で確認:TPMがFalseでした。
- msinfo32.exeでBIOSモード、セキュアブート状態を確認:セキュアブート無効でした。
Core i5-10600T + H410チップセット
H410M-C/CSM
PCIバスが2本ある、すばらしいMicroATXマザーだよ。
「このPCではWindows11を実行できません」ですって
- PowerShell「Get-Tpm」で確認:TPMがFalseでした。
- msinfo32.exeでBIOSモード、セキュアブート状態を確認:セキュアブート無効でした。
MacBook Pro 13インチ 2020
TBポートx4 第10世代Core i7プロセッサ搭載モデルです。
「このPCではWindows11を実行できません」ですって
・・・何よ、全滅じゃない!
- PowerShell「Get-Tpm」で確認:TPMがFalseでした。
Core i5-10600T + H410チップセット(再)これだけOKにしました。
UEFIにて、セキュアブートを有効化して、TPMも有効化して再測定しました。
1台でもOKなのあると、安心できますね。
Ryzen9 5950X + X470チップセット(再)これもOKにしました。
UEFIでECO-mode(65W)にする必要があったので、ついでにTPMを有効化しました。
TPM2.0が有効になりました。
これでメインPCもアップデートが可能になりました。